レスリング・赤熊猶弥が連覇「五輪出たい」 遅咲きの“熊”アジア予選出場権ゲット

 「レスリング・全日本選手権」(20日、駒沢体育館)

 東京五輪代表候補の選考会を兼ねて行われ、男子フリースタイル97キロ級決勝は世界選手権代表の赤熊猶弥(自衛隊)が山口剛(ブシロード)を破って優勝し、アジア予選(20年3月、中国・西安)の出場権を得た。同125キロ級は田中哲矢(自衛隊)、グレコローマンスタイル97キロ級は奈良勇太(警視庁)がそれぞれ制した。男子フリースタイル86キロ級は五輪2大会出場の高谷惣亮(ALSOK)が決勝進出を決めた。

 ニックネームの『熊』のごとく、相手に威圧感を与え続けた。男子フリースタイル97キロ級で、赤熊が2連覇を達成した。なかなかタックルに入れなかったものの、相手にプレッシャーをかけて2-0。五輪予選への出場権をもぎ取った。

 福岡・東鷹高2年の途中まではサッカー部に所属し、DFだった。レスリング部の監督に誘われ、「1人だから自分の力を試せるのが楽しかった」との思いにかられて転向。16年リオデジャネイロ五輪では、拓大の先輩でもある高谷の練習パートナーとして現地へ赴いた。

 「今日の内容には納得していない。次はしっかり結果を残して、枠を取りたい。五輪に出たい」。3年前、リオで目に焼き付けた五輪の光景を、現実のものにする。

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