札幌での東京五輪マラソン、後半は「約10キロ2周」で決定

森喜朗組織委員長
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 東京五輪組織委員会は19日、札幌で開催される来年の東京五輪のマラソンコースのうち、未定だった後半について、札幌市中心部の約10キロのコースを2周するルートで実施すると発表した。

 すでに発着点は大通公園、前半については市中心部の20キロコースを1周することで、国際オリンピック委員会(IOC)、組織委、世界陸連が4日に合意していた。もっとも、後半については、組織委が前半20キロをもう1周する案を示したことに対して、世界陸連は7キロを3周する案を主張。継続課題となっていた。

 14日に3者が札幌のコースを現地を視察した。決定した約10キロを2周する案は、両者の折衷案となった形だ。

 マラソンは女子が8月8日午前7時、男子が9日午前7時にスタートする。

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