フェンシング・西藤俊哉 相手の防御を突破!逆転で決勝T進出「ほっとしている」
「フェンシング・高円宮杯W杯」(13日、幕張メッセ)
東京五輪テスト大会を兼ねて個人予選が行われ、2017年世界選手権銀メダルの西藤俊哉(22)=長野ク=や松山恭助(22)=JTB、今年のアジア選手権覇者の敷根崇裕(22)=法大=らが14日の決勝トーナメントに進んだ。12年ロンドン五輪団体銀メダルの三宅諒(フェンシングステージ)や15歳の飯村一輝(京都・龍谷大平安高)は敗退した。決勝トーナメントはシード選手と予選通過者の計64人で争われる。
2017年世界選手権2位の西藤は本戦進出が懸かる最後の試合で序盤にリードを許したが、相手が得意とする防御をかいくぐって逆転勝ち。「落ち着いてできた。ほっとしている」と笑顔で話した。東京五輪のフェンシング競技が始まるちょうど1年前の7月に会場の幕張メッセを一人で訪れ、金メダルへの思いを再確認した。今大会は五輪のテスト大会を兼ねており「特別な舞台で力を発揮したい。精いっぱいやる」と上位進出を誓った。