新国立競技場30日に完成 12月21日に開場イベント

 来年の東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場が30日に完成を迎える。1964年東京大会に合わせて建設された旧競技場の建て替え構想が浮上したのが2011年。整備費の高騰により当初の計画が白紙撤回された混乱を経て、新たな聖地が誕生する。一般へのお披露目は12月21日の開場イベントとなる。

 建築家の隈研吾氏らが設計を手掛けた新競技場は、工期36カ月、整備費1590億円以内とする計画通りに進んだ。30日に日本スポーツ振興センター(JSC)が大成建設などの共同事業体(JV)から引き渡しを受け、正式に完成。完成後の名称は「国立競技場」となる。

 東京大会では開閉会式や陸上、サッカーが行われる。大会後に球技専用として民営化する計画は具体化が難航し、将来像は定まっていない。

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