柔道18年世界女王の朝比奈 準々決勝で敗れ敗者復活戦へ 10月には医学部合格
「柔道・グランドスラム大阪大会」(24日、丸善インテックアリーナ大阪)
女子78キロ超級準々決勝で、18年世界選手権金メダリストの朝比奈沙羅(23)=パーク24=がソウザ(ブラジル)に3分21秒、大外巻き込みで敗れ、敗者復活戦に回った。朝比奈は初戦の2回戦は韓国選手を相手に払い巻き込みで一本勝ちしていた。
朝比奈は10月に独協医大の医学部医学科のAO入試に合格。将来は医師を目指しており、東京五輪後に現役を退く考えを示している。
一方、東京五輪の女子最重量級の座を争っている今夏の世界選手権金メダルの素根輝(19)=環太平洋大=は初戦の2回戦、準々決勝とも一本勝ちし、準決勝に進出した。
世界選手権を制している素根は、今大会で優勝すれば東京五輪代表に内定する可能性がある。