島田高志郎 4回転で転倒…羽生の指南を痛感「羽生さん本当にすごい」

 「フィギュアスケート・NHK杯」(22日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、ソチ、平昌五輪王者の羽生結弦(24)=ANA=が109・34点で首位発進した。10月のGP第2戦、スケートカナダで出した今季の世界最高得点109・60点にはわずかに届かなかった。

 今季シニアデビューの島田高志郎(18)=木下グループ=は、羽生からの“指南”が身に染みたようだった。4回転トーループで転倒し、ステップでも転倒。「自分を信じ切れなかった」と、演技後は苦笑いで頭を抱えた。

 前日の会見では初競演となった羽生から「本番で力を出すことの難しさ、世界との差を感じてほしい」と説かれた。「こういう場所で結果を出す羽生さんは本当にすごいなと感じた」と、うなずいた。

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