織田信成氏、リンクに行くと「動悸というか、そういうのを少し感じる」と主張

 フィギュアスケート男子の2010年バンクーバー五輪代表で、引退後は解説者、タレントとして活躍する織田信成氏(32)が18日、9月に退任した関大アイススケート部監督時に、同部の浜田美栄コーチからモラハラ行為を受けたとして損害賠償1100万円を求めて、大阪地裁に提訴した。

 大阪市内で会見した織田氏は、関大のリンク上で浜田コーチから怒鳴られるなどのモラハラ行為を受けたと主張。3~4月に原因不明の熱発など体調不良で入院したという。恐怖心からリンクに行けなくなった。現在もプロスケーターとして活動する織田氏は、現在は生徒たちがいない時間にリンクを借り、練習を行っているというが、「ちょっとリンクに行くと動悸というか、そういうのを少し感じる部分はあります」と、“リンク恐怖症”から完全には抜け出せていない状況を明かした。

 織田氏は9月29日のブログで関大が退任理由を「多忙」と説明したことを否定し、「リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになった」と説明し、問題が表面化。関大は10月4日に「事態を適切に収拾できなかったことを深く反省している。今後も誠意をもって対話を続けたい」とコメントを発表していたが、その後は週刊誌で織田氏と浜田コーチの両者がそれぞれの言い分を主張する状況が続いていた。

 浜田コーチは現在、昨年のGPファイナル女王の紀平梨花らを指導。近年女子の有力選手を多く手がけてきた。現在、シーズン前半戦のGPシリーズが行われている中、フィギュア界に激震が走った。

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