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“川内流”山口遥が大会新V 月イチ出場で自己記録6分更新「27分台狙っていた」

 「神戸新聞社共催・第9回神戸マラソン」(18日、神戸市役所前~西舞子折り返し~ポートアイランド着=42・195キロ)

 男女合わせて2万320人が参加し、女子は山口遥(32)=AC・KITA=が大会新記録となる自己ベストの2時間27分39秒で初優勝を飾った。男子も大会新記録の2時間8分46秒でジョフレイ・クスロ(30)=ウガンダ=が初優勝。日本選手は、2時間14分5秒で3位に入った坪内淳一(32)=黒崎播磨=がトップだった。

 自己ベストを約6分も更新した山口に、驚きはなかった。「27分台を狙っていた。目標が達成できてよかった。(記録が)伸びていると信じて走っている」と30歳を過ぎての成長を実感している。

 原動力は実戦にある。昨季は約1カ月間隔でマラソンに出場し、今年2月の別府大分毎日で優勝。今季も今後、シンガポール(11月30日)、奈良(12月8日)、東京(3月1日)を予定。その間駅伝にも出場するなど、試合数の多さは男子の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)をほうふつとさせる。

 高校、大学では全国的に無名。市民ランナーとして「楽しく走ろう」と入ったチームで、盲人マラソンの指導で知られる安田享平コーチに師事し、高い意識を持った。現在は日本ブラインドマラソン協会の職員として伴走なども行い、来年の東京パラリンピックでは選手村で支援を行う可能性もある。「自分が記録を出すことで(ランナー、伴走者に)背中を見てもらえたら」と、最強の女性市民ランナーはモチベーションを高めている。

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