宇野SP4位発進 復調兆しで笑顔
「フィギュアスケート・GPロシア杯」(15日、モスクワ)
男子ショートプログラム(SP)で2018年平昌冬季五輪銀メダルの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は87・29点で4位、友野一希(21)=同大=は80・98点で7位となった。アレクサンドル・サマリン(ロシア)が92・81点で首位発進。宇野は冒頭の4回転フリップを回転不足で転倒したが、4回転トーループとトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて踏ん張った。
ファイナルを含むGP13戦目で最低の8位に沈んだフランス杯から約2週間。宇野は冒頭の4回転フリップで回転が足りずに転倒したが、4回転トーループからの2連続ジャンプとトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、復活の兆しは示した。SP4位にも「フリップ以外のジャンプをまとめるのが今回の課題だった。めちゃめちゃほっとした」と笑顔を見せた。