豊ノ島、琴ノ若“父子”に初黒星でしみじみ「まだ対戦できるよう」 新たな目標も?

 「大相撲九州場所・2日目」(11月10日初日、福岡国際センター)

 関取最年長の十両豊ノ島(35)=時津風=が十両3場所目の琴ノ若(21)=佐渡ケ嶽=に肩すかしで敗れ、初黒星を喫し1勝1敗とした。左差しを封じられ、押し合いから、すかされて前のめりにバッタリ倒れた。

 先場所、右アキレス腱(けん)負傷で途中休場。回復はまだ万全でなく場所前稽古も十分ではなかった。満身創痍(そうい)の体ながら「影響はない」と断言する。

 父・琴ノ若(現佐渡ケ嶽親方)とは幕内で2戦2勝。その長男とは幕下で1度対戦し勝っていたが、これで対琴ノ若父子には4戦目で初黒星になった。

 「自分が頑張って上を目指す上でまだ対戦できるように。幕内で対戦できるように。向こうはこれからだから負けないように」と、壁になるつもり。

 今場所は元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(20)=立浪=も新十両昇進。「そういうのばかりだね。最近つくづくそう思う。まあ、おれたちが上がってきた時もそういうもんだった。まだそんなことは考えないけど、引退するというのはそういうこと。若手が上がってくるということ。その中でできるだけ辛抱できるように老け込まず頑張ります。(琴)光喜関が上がってくるまで」。まだ小学生の元大関琴光喜の長男との対戦まで現役続行を予告した?!

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