萱和磨が導いた!セントラルスポーツ初優勝 収穫いっぱい東京五輪では金宣言

 「体操・全日本団体選手権」(10日、高崎アリーナ)

 男子が行われ、10月の世界選手権代表の萱和磨(22)、谷川航(23)を擁するセントラルスポーツが255・797点で初優勝を収めた。2位の順大は255・560点で4連覇を逃した。

 萱の活躍で、セントラルスポーツが接戦をものにした。最終種目の鉄棒を残して順大との差はわずか1・070点。鉄棒でも好演技が続き「順大も決めてきた。まずいなと本気を出しました」と、最終演者は安定感のある演技で勝負どころを決めきった。

 さまざまな展開を想定して練習してきたことで、プレッシャーのかかる場面でも強さを出しきれる。「今日の緊迫した場面でもできたのは東京オリンピックにつながる」と大きな収穫に笑顔をみせると「東京オリンピックでは金メダル」と宣言し会場を沸かせた。

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