張本智和ガックリ…いきなり天敵に苦杯 W杯団体戦・日本は黒星発進

天敵のピッチフォードに惜敗し、肩を落とす張本智和
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 「卓球・W杯団体戦」(6日、東京体育館)

 男子1次リーグ初戦が行われ、前回2位の日本はイングランドに1-3で敗れ、黒星発進となった。第2試合のシングルスでは、エースで世界ランク5位の張本智和(16)=木下グループ=が、同19位のリアム・ピッチフォードに2-3で惜敗。日本はオーストリア、イングランドと同組で、3チーム中上位2チームが準々決勝に進む。

 またも天敵の“張本キラー”に屈した。張本は過去1勝2敗のピッチフォードに対し第1ゲームを先取し、2ゲーム続けて取り返された後、2-2としてフルゲームに持ち込んだが、最終ゲームは8-7から4連続失点で苦杯。エースの役割を果たせず、「試合の中で流れの傾きが激しくて、(3ゲーム先取の)5ゲーム制の中で自信を持ってプレーできなかった。(勝機は)五分五分だったが、相手の方が落ち着いていた」と肩を落とした。

 イングランドは昨年の世界選手権団体戦1次リーグで敗れた因縁の相手。張本自身も昨年2月のW杯団体戦、同4月の世界選手権団体戦と2大会続けてピッチフォードに0-3で完敗する屈辱を味わっており「因縁のある対戦相手。リベンジしたい気持ちはある」と期していたが、返り討ちにされた。「厳しい相手と思っていたが、(チームとして)1-3で負けるとは思っていなかったので悔しい」とうつむいた。

 第1試合のダブルスは丹羽孝希(スヴェンソン)、吉村真晴(名古屋ダイハツ)組がドリンクホール、ジャービス組に勝利。第3試合は吉村がドリンクホールに敗れ、第4試合は丹羽がピッチフォードに敗れた。

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