NBA・昨年ドラフト全体1位のエイトン、禁止薬物で25試合出場停止

 米プロバスケットリーグ、NBAは24日(日本時間25日)、昨年のドラフトでサンズから1巡目全体1位で指名されたディアンドレ・エイトン(21)を薬物規定違反により25試合の出場停止にしたと発表した。リーグが使用を禁じる利尿促進剤の陽性反応があったという。

 バハマ生まれ、アリゾナ大出身のエイトンは昨年6月のドラフトでサンズから全体1位で指名を受けてプロ入り。同年10月17日のマーベリックスとの開幕戦でデビューを果たし、18得点10リバウンドのダブルダブル(2部門で2桁を記録)を達成した。チームが19勝63敗で西カンファレンス最下位に低迷する中、211センチのセンターは71試合(スタメン70試合)、平均31分間プレーし、同16・3得点10・3リバウンドを記録。ルーキーのベスト5に選出された。

 今季開幕戦となった23日のキングス戦ではチーム最多の33分24秒プレーし、18得点11リバウンド、4ブロックの活躍で124-95の大勝に貢献していた。処分はあす25日のナゲッツ戦から。開幕直後の大黒柱の離脱は幸先よいスタートを切ったチームにとって大きな損失になりそうだ。

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