【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、スイスのローザンヌでの理事会後に記者会見し、東京五輪の暑さ対策で大会組織委員会が全ての国際競技連盟(IF)にアンケートを行っていると明らかにした。IFの懸念や要望を集約し、準備状況を監督する今月末からのIOC調整委員会で組織委の回答を受ける。
カヌーのテスト大会で人工的に雪を降らせた実験には「非常に創造的な試みだ」と評価した。ドーハで開催されている陸上の世界選手権では深夜スタートのマラソンや競歩で棄権者が続出し、東京での暑さ対策にも懸念が広がっている。