国際自動車連盟(FIA)は27日、来季の世界ラリー選手権(WRC)の日程を発表し、10年ぶりとなる日本開催が決まった。最終第14戦として2020年11月19~22日に愛知、岐阜両県で行われる。19年も日本開催を目指していたが、実現しなかった。
WRCは1973年に創設された世界最高峰のラリー。欧州を中心に各国を転戦し、市販車を改造した車で一般道を走りタイムを競う。主に森の中の細い砂利道など未舗装路が多く、雪道を走る場合もある。日本勢ではトヨタは90年代にメーカー部門で3回の年間総合優勝を獲得したが、99年を最後に撤退。17年に復帰した。(共同)