W杯記念、つり革ラグビー仕様に 岩手の三陸鉄道

 ラグビーのワールドカップ開催を記念し、出場20カ国・地域の選手や応援団を歓迎しようと、岩手県の第三セクター三陸鉄道(同県宮古市)が、沿岸部を走るリアス線車内のつり革を、ラグビーボールを模した楕円球形に変更した。17日には地元の子どもが参加し、取り付け作業を実施した。

 岩手県産の広葉樹を原料に作った112個のつり革には、出場国のあいさつの言葉や各国の所在地を記した世界地図が描かれている。一部で変更した車両の運行を既に始めており、20日の大会開幕に向けて、リアス線の計7両に順次取り付ける予定。

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