エアレース、室屋が有終の美飾る 最終戦の千葉大会で優勝

 「空のF1」とも呼ばれる小型プロペラ機によるレッドブル・エアレースの千葉大会決勝が8日、千葉市の幕張で行われ、室屋義秀(46)が制した。今年限りで打ち切られる同レース最終戦。有終の美を飾り「多くの人にスポーツ航空のことを知ってもらえ、感謝している」と感慨深げに話した。

 千葉での開催は5年連続。砂浜などに設けられた観客席には約6万人のファンが詰めかけた。強い日差しが照りつける中、空を見上げて声援を送り、室屋の優勝が決まると大きな歓声が上がった。

 レッドブル・エアレースは2003年に始まった。室屋は09年から参戦し、17年に初の総合優勝を果たした。

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