空手・清水キレキレ演技で決勝進出 “秘技”解禁で雪辱果たす!

 「空手・プレミアリーグ東京大会」(6日、日本武道館)

 空手のプレミアリーグ東京大会が6日、東京五輪でも使用される日本武道館で開幕した。女子形で7月のアジア選手権を制した清水希容(25)=ミキハウス=は1回戦から準決勝までの3試合ですべて26点台の高得点をそろえ、決勝に進出した。組手は男子75キロ級の西村拳(23)=チャンプ=も決勝に駒を進めた。決勝は8日に全競技が行われる。

 切れ味鋭い突きに、力強い蹴り。張り詰めた空気を味方に、清水は順当に決勝に進んだ。準決勝ではこれまで決勝で使っていた「知花公相君(チバナクーシャンクー)」で26・68の高得点をマーク。「もっといい動きができればもっと(点数が)出たかな」と自己評価は厳しめだが「落ち着いて試合ができた」と振り返った。

 封印を解き女王奪還を目指す。これまでの約1年間は「得意型」と自負する「北谷屋良公相君(チャタンヤラクーシャンクー)」を決勝では封印してきた。心に余裕のある準決勝までで試すことで、より技を高めることが狙いだった。

 「自分の好きな形。東京だし、この形をいい演舞で見てもらいたいという思いで、1年寝かせていた。今できる自分の力を最大限出して、結果としても優勝できるように頑張りたい」と清水。決勝は世界選手権でも敗れたサンドラ・サンチェス(スペイン)との対戦となるが、思い入れの強い“秘技”で雪辱を目指す。

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