空手女子形・清水希容が決勝進出「五輪へいい演舞を」
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「空手・プレミアリーグ東京大会」(6日、日本武道館)
東京五輪と同会場で女子形の準決勝までが行われ、7月のアジア選手権を制した元世界女王の清水希容(25)=ミキハウス=が8日の決勝に駒を進めた。
1回戦、2回戦、準決勝と三つの演舞を行い、すべて26点台の高得点をマーク。「日本開催で、かなり気持ちも入れて今大会に入っている。その中で、逆に気負ったというか、固い部分もあった。よかったのは落ち着いてできたこと」と冷静に振り返った。
中1日で迎える8日の決勝では、昨年の世界選手権で敗れたサンドラ・サンチェス(スペイン)と対戦する。「悔しい思いもすごくしているし、でも今は今なので。しっかりと今できる自分の力を最大限出して、五輪へ向けてここでしっかりいい演舞を打って、たくさんの人に見ていただいて、結果としても優勝できるように頑張りたい」と力強く語った。