「ラグビー日本代表合宿」（２８日、網走スポーツ・トレーニングフィールド）

　選手、スタッフ全員でチームソング「ビクトリーロード」を歌って、Ｗ杯前の最後の強化合宿を打ち上げた。フランカーのリーチ・マイケル主将（３０）＝東芝＝は「最初から最後まで、選手の意識はとても高くて、選手の走っている距離は今までで最大。メンバー争いもあり、激しかった」と１０日間を総括した。

　２９日はＷ杯メンバー３１人が発表される。合宿参加メンバー４１人から１０人がふるい落とされる。「Ｗ杯メンバーを絞ったときに寂しい思いもありますが、さらにもう１回やらないといけない（気持ち）が湧いてきます。選ばれなかった人の分までやらないといけない」と話した。

　「４年前のチームより得点力がかなり上がってきて、前回３勝しても次のステージにいけなかったですが、今回のチームは得点力が上がる。毎試合、トライを取れる自信があります」とレベルアップを確信。９月６日の南アフリカ戦（熊谷）を経て、同２０日にロシアとのＷ杯開幕戦（味スタ）に臨む。