瀬戸大也、400個人メドレー大会記録で優勝 世界選手権2冠の貫禄

男子400メートル個人メドレー決勝で金メダルに輝きガッツポーズを決める瀬戸大也=東京辰巳国際水泳場(撮影・開出牧)
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 「競泳・W杯東京大会」(4日、東京辰巳国際水泳場)

 先月の世界選手権(韓国・光州)で200、400メートル個人メドレー2種目を制し、東京五輪代表に内定した瀬戸大也(25)=ANA=が、400メートル個人メドレーのタイム決勝に臨み、4分11秒41の大会記録で優勝。世界選手権2冠の貫禄を見せつけた。「4分10秒は切りたかったが、感覚のズレと疲れがあった」と、世界選手権直後のレースで疲労は否めなかった。一方で「大会記録はいきたかったので、最低限のことはクリアできてよかった。合格だと思います」と自身に及第点を与えた。

 この日の午前に行われた男子200メートル自由形予選では、リオデジャネイロ五輪400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=が1分50秒43で全体19位となり、決勝に進めなかった。今年3月からの休養を経て今大会で復帰した盟友に、瀬戸は「公介はまだ上がってきていないが、来年4月や五輪に向けて上げてくる。本番は五輪。自分も自分のやるべきことをやる」と語った。

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