岸記念体育会館の解体始まる 老朽化、日本スポーツの総本山

 日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会(JOC)や多くの競技団体が事務局を置き、老朽化により役目を終えた岸記念体育会館(東京都渋谷区)の解体工事が1日、本格的に始まった。東西冷戦下の1980年モスクワ五輪不参加を決めた会議など数々の歴史の舞台となった「日本スポーツの総本山」。来年3月末までかけて更地に戻し、跡地は都立公園に整備される予定だ。

 岸記念体育会館は33年に死去した大日本体育協会(当時)第2代会長の岸清一氏の遺志を受けた寄付により、東京・お茶の水に初代が建設され、64年東京五輪直前に原宿駅近くに移転。最盛期で約50のスポーツ関連団体が入居した。

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