柔道のグランプリ・ザグレブ大会に出場した日本代表が30日、羽田空港に帰国し、男子100キロ超級で2位だった2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)は「外国選手の力強さを改めて感じた。強烈だった」と世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)へ警戒心をあらわにした。
決勝は昨年の世界ジュニア選手権覇者でジョージアの新鋭に一本負けした。帯取り返しで裏返しにされ「あの体勢から投げられるのは想定外」と痛感。本番1カ月前に不覚を取り「新たな対策が必要。自分の柔道を高めていく」と意気込んだ。