陸上男子100mで日本人3人目の9秒台をマークした小池祐貴が23日、羽田空港に帰国し「(10秒の壁は)意識しないようにしていた。みんな9秒台が好きなんだなと」と、はにかみながら話した。
20日にロンドンで開催された国際大会で日本歴代2位の9秒98を記録した小池は「コンディションを整えられれば出ると思っていた」と淡々とした口ぶり。「タイムを見ても平常心でいられた。世界で戦いたいなら、こういうメンタルでいないといけない」と、高い意識を口にした。
同便で帰国し、9秒98の自己ベストを持つ桐生祥秀は「負けていられない」と、同学年のライバルに刺激を受けていた。