宮原知子は今季ヒップホップで新境地「今までと全然違う自分を見せないと」
フィギュアスケートの全日本強化合宿が15日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで公開された。女子で平昌五輪4位の宮原知子(21)=関大=は今季ショートプログラム(SP)、フリーとも新境地へ挑むことを明かした。
SPはエジプトの曲を組み合わせたもので、ブノワ・リショー氏の振り付け。「途中のステップがヒップホップになり今までと全然違う自分を見せないといけない」と説明。またローリー・ニコル氏が振り付けを担当するフリーの映画「シンドラーのリスト」と「鐘」のピアノ曲は「SPと違って生と死がテーマ。やったことのないステップの動きがたくさん入っている。体中が痛くなった」とこちらも新たな挑戦だ。
練習中のトリプルアクセルは「だいぶ回っているけど、まだ降りられない」と成功していないが、「右腰が下がるクセがある。それが治れば」と課題は明確。プログラムに「入れたい気持ちはある。まず練習で1本降りたい」と意欲的に語っていた。