宇野昌磨、今季はメインコーチ不在「僕一人でやっていく」

 フィギュアスケート男子で2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=が今季はメインコーチ不在となることが15日、明らかになった。この日公開された全日本強化合宿(愛知県豊田市・中京大アイスアリーナ)で宇野は「今季はメインコーチを決めるつもりはない。僕一人でやっていくつもり」と語った。

 今年6月、5歳のときから師事してきた山田満知子、樋口美穂子両コーチの下を離れることを発表。その後、平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)らを指導するロシア人のエテリ・トゥトベリゼ・コーチの夏季合宿に6月13日から7月11日まで参加していた。

 宇野は「エテリコーチは厳しい中にも優しさがあった。とてもいい経験になった」と言い「自分に合わせず、環境に合わせて練習するのは小さい時以来だった」と収穫は大きかった様子。一方で、今季は拠点を決めず中京大を中心に海外へ足を運ぶ予定で、「所属がないからいろんなところが見られる。どんな覚悟を持ってやるか(が大事)」と単独シーズンの理由を語った。

 古巣を離れた理由の一つは「満知子先生からも離れた方がいいんじゃないかと言われた。家族のような関係の中で今までやってきたので、環境を変えてもいいんじゃないかと」と恩師から背中を押されたことを明かした。「美穂子先生も、これからも一番応援していると言ってくれている。一人でも結果を落とさないように。それが満知子先生と美穂子先生のためになる」と誓っていた。

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