内村航平、肩回復順調「痛みはほぼない」 東京五輪は「叶えられる夢以上に」

綱引きに参加する内村航平(中央)=東京・江東区のセガサミースポーツアリーナ(撮影・三好信也)
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 体操男子の内村航平(30)=リンガーハット=が14日、都内で同社が主催した「リンガーハット ゴールドラッシュキャンペーン Presents 内村航平Produce親子大運動会」に参加した。小学生とその保護者とともに、玉入れや綱引き、障害物リレーなどで汗を流し、エキシビションでは鉄棒の演技を披露。ノリノリで約2時間のイベントをこなし、「一緒に楽しめた」と、笑顔を浮かべた。

 両肩痛を抱えていた影響もあり、今春の全日本選手権ではまさかの予選落ちに終わり、世界選手権代表入りを逃した。ただ、治療に集中できたおかげで、両肩痛も回復。すでにつり輪以外は練習も積めている。「肩はけっこういいです。順調にきている。痛みはほぼほぼない。気持ちも上向いてきた」。全日本直後は「夢物語」、先日の公開練習では「叶えられる夢」と話してきた東京五輪についても「絶対に行くまでの自信はまだないが、叶えられる夢以上にはなってきた」と、うなずいた。

 この日の会場は、東京五輪の会場と同じ有明。「全日本の時はどうなるかと思ったけど、東京五輪まであと1年あると前向きにとらえてる。五輪会場の近くでのイベントで勇気と元気をもらった。このすぐ近くであるので、来年は演技を成功させたい」と、力を込めた。

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