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錦織、日本勢86年ぶりの4強ならず 自信のネットプレーが不発

 ロジャー・フェデラーとの対戦でポイントを失い顔をしかめる錦織圭(共同)
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 「テニス・ウィンブルドン選手権」(10日、ロンドン)

 男子シングルス準々決勝で第8シードの錦織圭(29)=日清食品=が9度目の優勝を狙う第2シードのロジャー・フェデラー(37)=スイス=に6-4、1-6、4-6、4-6で敗れた。同種目の日本勢で1933年大会の佐藤次郎以来86年ぶりの4強進出はならなかった。錦織は四大大会で1月の全豪オープン以降、3大会連続で準々決勝敗退。フェデラーは大会通算100勝目で、準決勝では第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。

 自信を深めていたネットプレーが攻略された。錦織は芝の王者フェデラーに早めに仕掛けたが、4強進出を懸けた勝負手は相手の攻守一体の高い技術の前に不発に終わった。「彼のリターン、パッシングショットはすごかった」と白旗を揚げるしかなかった。

 第1セットこそ得意のリターンで奪ったが、第2セットから反撃に遭い「焦って(前に)出てしまった」と重圧を受けて空回りした。第3セット、3-3の第7ゲームは不用意に仕掛けたサーブアンドボレーで体の横を抜ける鮮やかなショットを決められた。4回戦まで全て70%以上で決めたネットプレーの成功率は56%と低下。フェデラーのテンポの速さに、錦織は動きを止められた。

 2年連続8強に手応えを得た一方で「課題も多く見つかった」。準々決勝まで失セット1の“省エネ”を支えた攻撃テニスでトップ選手を倒すには、サーブの安定感やより高い精度など足りない面が浮き彫りになった。収穫と反省点を手にし、昨年4強の全米オープンが控える得意のハードコートの季節へ向かう。

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