「男子水球・強化試合、日本１２－１１ドイツ」（１０日、千葉県国際総合水泳場）

　水泳の世界選手権（１２日開幕、韓国・光州）に臨む水球男子の日本代表が、強豪国ドイツとの強化試合を１２－１１で制した。超攻撃型布陣で前半に得点を重ね流れをつかんだ。後半に入ると一時は逆転を許したが、残り１分２２秒で再びリードを奪い逃げ切った。

　世界選手権の初戦相手への勝利は大きな手応えだ。６日にはリオ五輪金メダルのセルビアにも勝利し、勢いもある。大本洋嗣監督は「６位に食い込みたい。世界のレベルは６位から上は同じ。そこに近づいて、東京五輪でもメダルが取れるレベルにいることを見せたい」と目をぎらつかせた。