照ノ富士、白星発進 先場所6勝挙げて幕下まで復帰「汗流したこと出せれば」

 葵を小手投げで破った照ノ富士=ドルフィンズアリーナ(撮影・中田匡峻)
2枚

 「大相撲名古屋場所・2日目」(8日、ドルフィンズアリーナ)

 元大関で東幕下59枚目の照ノ富士(27)=伊勢ケ浜=が葵(錣山)を小手投げで下し、白星発進した。立ち合い「ふわっと立ってしまった」と言うが、体が反応。左から抱え、そのまま怪力で投げて仕留めた。

 大関を14場所務め、優勝も経験しながら両膝負傷に加え、糖尿病なども重なり、序二段まで降下。初場所、5場所ぶりに土俵に戻り、7戦全勝。先場所は6勝を挙げて幕下まで番付を戻した。

 「体も土俵に慣れてきている。先場所はできなかった申し合いも少しずつやり始めた」と、場所前は友綱部屋に出稽古し、相撲を取る稽古を再開させた。

 「ちょっと自信になったかな。先場所よりは番付が上なのでその辺は、意識して今までやってきたことを、汗を流したことを出せればと思う」と、体も徐々に回復している。

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