ペリカンズ・比江島「ちょっと慌ててる」 八村と競演も…2試合連続無得点

 「NBAサマーリーグ、ペリカンズ79-84ウィザーズ」(6日、ラスベガス)

 ペリカンズの一員として参加しているBリーグ・栃木の比江島慎は5分間プレーして2本のスリーポイントを試みるも得点はならなかった。第2クォーター(Q)でウィザーズの八村塁と同時出場を果たした。

 前日のニックス戦は2分間プレーし、ボールに触れたのは1度だけでシュートはなし。「シュートを打たないことには始まらないと思ったので、まず出たらとりあえず1本打とうかなと思っていた」。この日は第1クォーター残り2分24秒から出場すると、同1分43秒でスリーポイントを狙ったが、決まらず。2Q開始直後に再び、スリーポイントシュートを試みたが、エアボールとなった。

 同3分でベンチに下げられた際にはコーチから声を掛けられたといい、「タイムアウトあけで自分のためにプレーを作ってくれて『最初にシュートを狙え』って言われたのにシュートを打つもらい方じゃなかったので、そこらへんの注意を受けました」と明かした。

 シュート以外ではトップの位置でパスを受けてドライブを試みた時にバランスを崩した。また別のプレーではトラベリングの反則を取られる悪循環。「ガンガンいきたいんですけど、もっと余裕をもって、と言いますか、ちょっと慌ててるっていうのを自分でも感じたので、落ち着いて積極的に、っていうのを心掛けたいなと思います」と自己分析した。

 第2Qにスターターでプレーした際には、日本代表としてW杯予選を一緒に戦ったウィザーズの八村と競演。時間にして3分足らずだったが、「2人でこのコートに立てたことは本当に光栄に思います」と比江島。「自分も活躍したかったんですけど、なかなかうまくはいかなかった。でも、塁はしっかりプレーできたと思うので、それはよかったと思います」と話した。

 現時点で予定されている試合は8日(日本時間9日)のブルズ戦と10日(同11日)のキャバリアーズ戦。比江島は「数少ないチャンスを決めていかないと出場時間はどんどん減っていくと思うので、また次チャンスをもらえるのであれば絶対に決めたいと思います」と、自分に言い聞かせるように話した。

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