張本智和が期待 初ペア組む丹羽孝希は「冷静、不気味、心強い」五輪団体戦にらみ初陣

 卓球男子で世界ランク4位の張本智和(16)=木下グループ=が1日、ワールドツアー・韓国オープン(2日開幕、釜山)に出場するために成田空港から現地に出発した。

 韓国オープン、次戦のオーストラリア・オープン(9日開幕)の男子ダブルスでは、満を持して世界ランク13位の丹羽孝希(24)=スヴェンソン=と初めてペアを結成する。事前合宿では2回練習したといい、「(丹羽は)ミスが少なくて、フォアハンドがすごくうまい選手」と張本。「まずは自分のミスを減らして、2人で速いプレーとか、中陣でも打ち合えるプレーができたらいい」と展望を語った。

 20年1月発表の世界ランクで日本勢上位2人がシングルス代表となるが、現在1、2番手、しかも右と左の2人とあって、このままいけば東京五輪の団体戦でダブルスを組む可能性もある。

 五輪にも2大会連続で出場している大先輩について、張本は「いつでも冷静だなと思うし、(4月の)アジア杯で対戦した時は相手として不気味な存在だった。そんな選手が味方になると心強い」と話し、「経験もある選手なので、組むのは今回初めてですけど、自分は結構(いいところまで)いけるんじゃないかと思います」と期待に胸を膨らませた。

 また、個人としても東京五輪代表争いがここから後半戦に突入する。現在トップの張本は「(韓国オープンからの)3連戦で自分がいい結果を残せばシングルスの代表も決まってくる。自分にとってはラストスパートという位置づけで、全部一番いい結果を残したい」と“首位固め”を誓った。

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