スケボー堀米雄斗、ストリート&パーク二刀流「やる可能性あるかも」
スケートボード・ストリートの世界最高峰ストリートリーグ(SLS)で昨年3勝を挙げた日本のエース・堀米雄斗(20)=XFLAG=が30日、埼玉県越谷市のショッピングモールで行われたイベントでデモンストレーションを披露した。
普段は米国を拠点としているが、久々の国内凱旋で華麗なトリック(技)を見せ観衆を沸かせた。「こんなにも人が集まってくれてすごくうれしい。五輪に決まるまでは(スケボーは)そんなに認知されていなかったが、色んな人に今知られてきていると思う」と、五輪新種目としての機運の高まりを実感した様子だった。
5月に右かかとを負傷した影響もあり、東京五輪出場権を争う五輪ポイント対象大会のデュー・ツアー(6月)では精彩を欠き決勝を逃した。一方、白井空良(ムラサキスポーツ)が強豪を抑えて2位に入るなど日本勢の躍進が続いているだけに、「小さい頃から一緒に滑ってきたが、今日本人も活躍しているのでうれしい」と刺激を受けていた。
また、パーク種目でも世界トップレベルの実力の持ち主だが、五輪予選大会にはまだ出場していない。今後の二刀流挑戦については「まだ考え中というかんじです。やる可能性もあるかもしれない」と含みを持たせつつ、意欲ものぞかせた。