日本陸上連盟は25日、世界選手権(9月開幕・カタール、ドーハ)代表選考会を兼ねる日本選手権の欠場選手を発表した。女子100メートル、200メートル日本記録保持者の福島千里(30)=セイコー=が欠場となった。所属によるとアキレス腱炎のため。
11年から16年まで6年連続短距離2冠を達成するなど圧倒的強さを誇った福島だが、近年は怪我などに苦しみ、今季もアキレス腱炎などにより大会欠場が続いていた。
現状は回復途上で、日本選手権出場は再発のリスクを伴うため欠場を決めた。今後はリハビリなど練習を重ねながら、コンディションをみて次戦を検討していくという。