朝乃山は東前頭筆頭 同郷の八村に刺激「負けたくない」
「大相撲名古屋場所」(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)
名古屋場所の新番付が24日、発表され、先場所、平幕で初優勝した朝乃山(高砂)は新三役はならず東前頭筆頭にとどまった。
先場所、初優勝した朝乃山も同じ富山県出身の八村に刺激。「八村が出てきたことで僕の優勝が消された」と、自虐コメントで笑わせながら、「年下なので負けたくない気持ち」と闘志を燃やした。
八村と面識はないが富山ではトランプ米大統領から表彰された「世界のAsanoyama」とともに2大スターだ。「富山のアスリートが活躍している。ついて行けるように」と控えめに誓った。
名古屋場所は新三役はお預け。「急に上がるより地道にいこうかという思い」と語った。初の横綱、大関と総当たり戦となる勝負の場所だ。「いかに自分の相撲が取れるか。自分に負けないように」と気を引き締めた。