ルマン24時間2連覇のトヨタ・中嶋「達成できてよかった」

 伝統の自動車耐久レース、ルマン24時間で2連覇を果たしたトヨタ8号車の中嶋一貴と、2位に入った7号車の小林可夢偉が19日、東京都内で報告会を開き、今季の世界耐久選手権(WEC)で日本人初となる総合王者にも輝いた中嶋は「ワールドチャンピオンを目標にやってきた。達成できて良かった」と喜びを語った。

 7号車はトップを走行していたが、終盤のマシントラブルで優勝を逃した。小林は「僕らの流れかなと思っていた。チームとともに、どう改善できるか考えて、さらに強いチームづくりをしていきたい」と語った。

 来年の3連覇へ向け、中嶋は「(トヨタの)ワンツーは最低限達成しないと。その上でどっちの車が前に来るか」とチーム内での切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

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