ラグビー日本代表に癒やしの歌声 リーチ主将「みんな明るい顔に」
「ラグビー日本代表合宿」(14日、宮崎市・シェラトングランデオーシャンリゾート)
ラグビー日本代表にうれしい応援だ。宮崎県中部の都農町立都農東小内野々分校の全校生徒81人が、環境学習の一環として午前練習を終えた合宿地を訪問。童謡「にじ」の歌声を披露し、横断幕を届けた。
児童から「みんな応援しています。頑張ってください」というメッセージとともに横断幕を受け取ったリーチ・マイケル主将(30)=東芝=は笑顔。
「すごくうれしい。いま、毎日ハードワークして疲れている。みなさんの素晴らしい歌声を聞いて、みんな明るい顔になりました。W杯に向けて、いい結果が出るように頑張っていきます。みなさんも夢をもってしっかり勉強して頑張ってください」とあいさつした。
同分校では4月からW杯ラグビー日本代表を応援するために生徒主体でさまざまな活動に取り組んできた。縦1メートル、横7メートルの横断幕はこの日の訪問に向けて1カ月半をかけて作成した。
石川睦美教頭(56)は高鍋高でSOとしてプレー。同級生にあたる故・平尾誠二さんとも親交があった。「小さな町で日本代表を応援できないかとやってきました。生徒はいろんな意見を出してくれました」と話した。
横断幕を受け取った後は、交流会を実施。児童が用意した色紙やボール、着ているTシャツなどに全選手サイン。質問に答えるなど、温かい交流の時間となった。