バレー石川祐希、来季は伊1部中堅パドバ オファー殺到も東京五輪へ出場機会優先

 バレーボール男子日本代表のエース、石川祐希(23)が6日、都内で、プロ2年目となる来季の所属チームがイタリア1部リーグのパドバになることを発表した。単年契約で背番号は未定。昨季は同リーグのシエナに所属し、全試合に先発出場。リーグ12位の376得点をマークしたが、チームは2部に降格していた。

 パドバは昨季14チーム中7位の中堅クラブ。来年の東京五輪に向けて早期終了日程となる国内のVリーグも選択肢としてあったが、「日本が勝つために何ができるかを考えた時に、自分は世界で戦うことだった」と、セリエA続戦を決めた。今季の活躍により、セリエAの14チームのうち「3分の2近く」からオファーがあったという。

 パドバよりも上位チームからの誘いもあったが、「スタートから出られるチームを探していた。東京五輪も控える中で、出ることに意味がある」と、出場機会を優先。ただ、「シエナよりもレベルが高いし、去年以上の結果を求められる。目標である世界のトップになるためのステップにしたい」と、気を引き締めた。

 パドバには今秋に合流。まずは日本代表として、7日からのネーションズリーグ、W杯を戦う。

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