「大相撲夏場所・５日目」（１６日、両国国技館）

　横綱として場所を支える立場の鶴竜（井筒）が小結碧山（春日野）を寄り切り、無敗を守った。初日から５連勝は大関復帰を目指す関脇栃ノ心（春日野）と、平幕の朝乃山（高砂）の３人。

　栃ノ心は北勝富士（八角）と組むと、力を生かして寄り切った。朝乃山は輝（高田川）をすくい投げで破った。

　大関陣では、この日から貴景勝（千賀ノ浦）が右膝の負傷のため休場。豪栄道（境川）は大栄翔（追手風）に敗れて２敗目。高安（田子ノ浦）は千代大龍（九重）をはたき込み、３勝２敗と白星を先行させた。