朝阪神「自分も白星あげたかった…」 阪神が巨人戦で令和初勝利も自身は黒星
「大相撲夏場所4日目」(15日、両国国技館)
大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段32枚目の朝阪神(18)=高砂=が安齋(鳴戸)に敗れ、1勝1敗。立ち合い、頭から当たったが我慢仕切れずはたいたところを呼び込んで自滅した。
「はたく癖が出てしまった。我慢できなかった。あそこを我慢しないとダメ」と反省した。
大阪府泉大津市出身で幼少期よりプロ野球・阪神の大ファン。昨年春場所、朝塩本から改名した。
前日は東京ドームで令和初の阪神-巨人戦が行われ、阪神が逆転勝ち。昭和、平成、令和と伝統の一戦の新元号初戦は阪神が制している。「最初は全部勝ってるんですよね。自分も白星を挙げたかった」と悔しがった。
前日はちゃんこ番でなかなか試合を見られなかった。「帰ってダイジェスト版を見ます」と、大好きな虎の勇姿を見て巻き返す。