ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が13日、秋田県鹿角市内で合宿を公開した。試行錯誤しながら過ごした昨季はワールドカップ(W杯)1勝にとどまり、個人総合でも過去最低の4位に終わっただけに「自分のジャンプを見つけていきたい」と抱負を語った。
4月末に始動し、重点的に取り組むのは昨季に苦戦した助走姿勢だ。踏み切りでしっかりと足の力を伝えることを意識している。この日は6本の飛躍練習を行い「まだまだ(飛躍練習の)本数が必要と感じたけど、踏み切りにつなげるためのスタートが切れたと思う」と上々の様子だった。