大相撲新弟子検査、近大出身の元林が受検 4月で23歳、年齢制限緩和措置で入門
「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)
夏場所の新弟子検査が7日、東京・両国国技館で行われ、近大出身で17年全国学生選手権準優勝の実績を持つ元林健治(23)=鳴戸部屋=は身長178センチ、体重172キロで体格基準をパスした。4月22日に23歳になり、年齢制限緩和措置が取られての入門となった。
4年時に付け出し資格が取れず、前相撲からの出世を目指す。「けがなく焦らず上を目指す。とりあえず十両。そこからどんどん力を付ける」と目標。
大関貴景勝(千賀ノ浦)の同級生で同じく押し相撲。小学生時代から対戦経験があり「2勝2敗」と五分だ。「(貴景勝が)大関になって自分も刺激になった」とプロで早期に再戦を目指す。