18歳・都筑有夢路が初V「自分のサーフィン出せた」

 「サーフィン・一宮千葉オープン」(4日、釣ケ崎海岸)

 女子は世界最高峰チャンピオンシップツアー(CT)の下部大会、予選シリーズ(QS)の中で4番目のランクとなる「QS1000」の一戦で、都筑有夢路(あむろ、18)が宮坂麻衣子(20)を退けて初優勝した。男子はQSで2番目にランクが高い「QS6000」で、ともに22歳の稲葉玲王が3位、大原洋人が5位と健闘。QSの年間ランキングで稲葉は10位から5位、大原は12位から8位に浮上した。年間10位以上がCTに昇格する。

 女子の都筑がQS初勝利を飾り、「ずっと勝てなくて悔しい思いをしていたけど、やっと自分のサーフィンを出せた」と喜々とした表情で言った。中盤から本領を発揮。崩れ際の波にボードを当てる力強いターンから波に寄りかかるように体を倒す「レイバック」で7・67点を奪った。

 慣れ親しんだ湘南とは波質が違うが、30分の制限時間内にうまく対応した。五輪代表を争う川合美乃里や松田詩野を抑えて一昨年7月にジュニア大会を制した釣ケ崎海岸で、再び大きな勝利を手にした。QSの年間ランキングも47位から36位に浮上。今後はCT参戦を狙ってより格の高い大会に出場する予定で「最終目的はCTのグランドチャンピオン。その課程で東京五輪にも出られたら」と青写真を描く。「有夢路」の名前通り、夢へまっしぐらだ。

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