高橋尚子さん、小出監督へ感謝「今の自分があるのは監督のおかげ」

高橋尚子氏
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 女子マラソンの高橋尚子さん、有森裕子さんらを育てた小出義雄さんが亡くなったことが24日、分かった。80歳。小出さんは3月末に指導の一線を退くと発表したばかりだった。この訃報を受け、高橋尚子さんがコメントを発表した。高橋さんは00年シドニー五輪で金メダル。小出さんとの二人三脚が話題となった。

 高橋さんは「オリンピックでメダルを獲れたのも、世界記録を出せたのも、今の自分があるのも小出監督のおかげです」と感謝していた。

 当時を振り返った高橋さんは「弱い私を根気よく指導してくださって、一緒に走ってくださって、自身をつけさせて下さって、ありがとうございます、と何度言っても伝えきれないほど感謝の気持ちでいっぱいです」とあふれる思いをつづった。

 「たくさんのことを教わりました。監督の笑顔をもっと見たかったし、お話ももっと聞きたかったです。これからは大好きなお酒をたくさん飲んで、思いっきりかけっこして下さい」と結んだ。

 高橋さんは3月31日に小出監督が指導者を勇退した直後、小出さんのもとを訪れ、直接感謝の言葉を伝えていたという。

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