プラチナ必至の東京五輪チケット 当選券は全て購入が条件

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、国内在住者向けの五輪チケットの販売方法について、5月9日午前10時からインターネット上の公式チケット販売サイトで抽選申し込みの受け付けを開始すると発表した。1人当たり第1希望、第2希望を各30枚まで申し込むことができ、当選枚数は最大30枚。抽選結果は6月20日に公表される。開閉会式や人気競技の「プラチナチケット」を巡る争奪戦が、いよいよ幕を開ける。

 組織委は18日、東京五輪チケットの詳しい申し込み方法や競技日程を掲載した販売サイトをプレオープンした。5月9日午前10時から公式サイト(https://ticket.tokyo2020.org)で抽選申し込みの受け付けを開始、期間は同28日午後11時59分まで。抽選結果発表は6月20日。

 今回の抽選対象は開閉会式と実施が凍結されているボクシングを除く32競技。一般チケットの価格は開会式が最高30万円。競技別では陸上決勝の13万円が最高額で、2500円が最低額となる。

 購入にはまずネット上でID登録を済ませ、観戦計画を立てた上で、チケットの種類、席種、枚数を選択して申し込む。受付期間中の内容変更やキャンセルは可能だが、当選したチケットは全て購入しなければならない。抽選結果の通知後、7月2日までに購入手続きを終える必要があり、実際の来場者の氏名は購入手続き時に登録する。

 転売サイトなど非公式ルートで購入したチケットは無効。不正転売禁止法が6月14日に施行されることを受け、メルカリ、ヤフー、楽天の3社は運営するアプリやサイトで大会チケットの出品を禁止すると決めた。

 公式サイトでは今秋以降に先着順販売も実施。20年春以降、都内の公式チケット販売所でも購入できるようになる。

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