白鵬が15回目の全勝優勝 Vは42度目 鶴竜との横綱対決制す
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「大相撲春場所・千秋楽」(24日、エディオンアリーナ大阪)
白鵬(宮城野)が鶴竜(井筒)との“横綱対決”を制して、42度目の優勝を果たした。全勝での優勝は昨年秋場所以来15回目となった。
過去の対戦では40勝7敗も、直近の昨年秋場所では送り出しで敗れている白鵬は、立ち合いで攻め込まれ、ひやりとするシーンもあったが、そこから土俵中央でがっぷりと四つに組んでの力相撲を展開。右上手を下手に切り替えて前に出たがここも鶴竜に残されたが、鶴竜が前に出てきたところを、右の下手投げで勝負を決めた。
しかし、白鵬は取組後、右の上腕を気にするそぶりを見せ、顔をゆがめていた。
負ければ、先の取組で大栄翔(追手風)をはたき込みで破り、1敗を待った平幕逸ノ城(湊)との優勝決定戦に持ち込まれていた。