碧山、琴奨菊はともに3敗目 V争いから後退

 「大相撲春場所・13日目」(22日、エディオンアリーナ大阪)

 平幕の碧山(春日野)、琴奨菊(佐渡ヶ嶽)の2人はとも3敗目を喫し、優勝争いから後退した。

 前頭七枚目碧山は、同十二枚目嘉風(尾車)に対して、激しい突き押しを展開したが、突っ張りを空振りしたところで懐に入られ、最後は背中に回られて送り出された。

 前頭八枚目の琴奨菊は、同十一枚目明生(立浪)に上手出し投げで敗れた。頭同士で当たっていったが、右の上手を取られての出し投げに対応できず、土俵に転がった。明生は9勝4敗と自身初の2桁白星に王手をかけた。

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