7週間国内キャンプ打ち上げ リーチ主将「とてもいい合宿」 目標はW杯優勝
「ラグビー・W杯日本代表候補合宿」(20日、残波岬ボールパーク)
東京、千葉、沖縄と続いた7週間の国内キャンプは、この日午前中の練習で打ち上げた。リーチ主将(30)=東芝=は「まずは土台部分をたくさん強化しました。最初の4週間はフィジカルトレーニングばかりをやっていて、こっち(沖縄)に(10日に)入って試合形式の練習も入ってきて、とてもいい合宿になりました」と総括した。
リーチ主将自身は、14日以降は全体練習に加わらなかった。携帯式マッサージ器で腰周辺をほぐすシーンも目立った。「疲労がピークにきました。大したことない。1週間で治します」と説明。3月末のニュージーランド遠征については、「検査次第。それから判断します」と説明した。
ちょうど半年後の9月20日にはロシアとのW杯開幕戦(味スタ)に臨む。「メンタル面を仕上げないといけない。プレッシャーにどう耐えるか。一貫性をどう持つか。強化しないといけない」と課題を挙げ、「残り半年、W杯優勝に向けて準備したいと思います」と宣言。チームは8強、リーチ自身は4強を目標に掲げていたが、目標を世界一に上方修正していた。