樋口新葉が帰国 「1番辛いシーズン」も最終戦の表彰台で光
フィギュアスケート女子18年世界選手権銀メダリストの樋口新葉(18)=開智日本橋学園高=が26日、今季最終戦となったチャレンジカップ(ハーグ)から帰国した。今季は怪我などもあり、調子が上がりきらず、苦しい成績が続いたが、最終戦ではミスはありながらも今季初の表彰台となる3位に。「楽しめた試合。良かったのはずっと笑っていられたこと」と、うなずいた。
シーズンを振り返り「怪我もあったり、なかなか完ぺきな状態で出られる試合がなかった。スケートをやってきて1番辛いシーズンだった。気持ちをあげていくために何をすればいいのか分からなかった」と、気持ちを吐露した18歳。4月からは明大の商学部に進学する。「学業との両立が大変かもしれないけど、うまくやっていきたい」。練習拠点は変更せず。来季に向けては「新技もやりたいけど、今できることをやることが大事。今できることを極めていきたい」と、見据えた。




