坂本花織、四大陸ショックも友人の「バレンタインのろけ話で」気分転換

囲み会見を受ける坂本花織=ポートアイランドスポーツセンター(撮影・持木克友)
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 フィギュアスケートの平昌五輪代表、坂本花織(18)=シスメックス=が21日、神戸市内のポートアイランドスポーツセンターで公開練習を行った。この日は神戸野田高の卒業式。来月の世界選手権(3月20日開幕、さいたま)に向けて、朝4時半に起きて卒業式前の早朝に練習した坂本は、ショートプログラム(SP)、フリーの曲かけ練習でジャンプやステップなどを念入りに確認した。

 今月の四大陸選手権(米国)では、SP2位からフリーで失速して4位に終わり、2連覇を逃した。「四大陸が終わって少し落ち込んでしまったけど、だいぶ戻ってきました」と笑顔を見せたが、「2日間ほどは練習に力が入らなかった」とショックは大きかった。気分転換になったのは、友人からの「バレンタインののろけ話」。

 「私にのろける話はないんですけど…」と報道陣を笑わせたが、時間とともに徐々に気分は回復した。振付師のブノワ氏からは「泣くな」とラインが届き、「世界選手権でベストを尽くせるように頑張る!」と英語で返事を書いたと明かしていた。

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